愛知県がんセンター
薬物療法部

私は初期研修修了後に消化器疾患の診療を行いたいと考え大学の消化器内科へ入局しました。その後市中病院での研修を行い消化器内科医として勤務いたしました。そのような中で、消化器悪性腫瘍症例の予後が依然として悪いこと、治療開発も道半ばであることを感じ、強く消化器悪性腫瘍の治療開発と診療に携わりたいと考えるようになりました。
当院は東海地区より広く症例が紹介され、臨床的な経験を十分に積むことができることもあり、薬物療法部での研修を希望しました。また、多くの治験や臨床試験が参加施設として実施されており、薬物療法部では特に消化管悪性腫瘍の治療開発が現在進行形で実施され、新たな知見などに触れる機会が多く非常にやりがいを感じられます。
スタッフの先生方は臨床腫瘍学に関して幅広く、且つ深い知識があり疑問に思った事を質問しても快く回答いただける雰囲気があります。私は今後大学へ帰局予定ですが、引き続き臨床試験や前向き観察研究などに携わり消化器悪性腫瘍のより良い治療につなげられるよう努力を続けていきたいと考えております。
入局希望の皆様へ、薬物療法部で熱意を持って研修すれば臨床経験や知識がブラッシュアップされることは間違いないです。皆様の入局をお待ちしております！

私は大阪医科薬科大学、消化器内科の出身で医師9年目のときに当院へ研修に来ました。全国にがんセンターはいくつも存在しますが、当院の特徴はとにかく「自由」であること、室部長の教育方針はまさに「放牧」だそうです。やる気と熱意さえあれば自ら研究発案を行い、提案への流れをスタッフが全力でサポートしてくれます。もちろんそのバックグラウンドとして臨床面での研鑽は欠かせませんが、そちらも外来入院患者を主体的に診ることで自然と「力」がついていきます。ぜひ当院での研修をオススメいたします。

私は京都府立医科大学消化器内科の大学院を卒業後、当院での研修を開始しました。これまでは、一般消化器診療と内視鏡治療を中心に臨床経験を積んできたので、薬物療法部での診療は私にとって全く新しい領域で、異なる文化をもつものでした。最初は、環境の変化に戸惑いを感じることもありましたが、スタッフの先生方にとても丁寧に指導していただけることが心強く、充実した研修を行わせてもらっています。当科の研修では、治験・臨床試験と実地診療をバランスよく経験できること、症例数が非常に豊富であること、入院患者さんだけでなく外来患者さんの診療も担当できることが大きな特徴・強みだと思います。がん診療に深く携わってみたい方、当院での研修に少しでもご興味を持たれた方は、ぜひ一度見学にお越しください！

私は大阪医科薬科大学で初期研修を行い、その後一般消化器内科として研鑽を詰みました。その中でこんなにもがん患者さんが多いことや薬物療法が進歩してきているにも関わらずその予後は満足いくものではなく、がん治療に悩む患者さんの姿を目の当たりにしてきました。そこでがん患者さんとの関わり方や治療開発について学びたいと感じ薬物療法部のレジデントとなりました。治療が思い通りにいかない場合や辛い症状がなかなか改善しない場合など精神的にも辛い時はありますが、治療が奏効し患者さんに有意義な時間を過ごしてもらうことができ、声をかけてもらえた時には薬物療法部としての仕事にやりがいを感じます。また、当院はスタッフの先生とレジデントでペアとなり入院患者を担当するため、各スタッフの先生方の診療法や説明の仕方などを学ぶことができます。1日2回の回診もあるためスタッフの先生とコミュニケーションをとることができ、普段の疑問点や診療に関する悩みなど相談にのっていただけるため仕事を行う環境としてはとても良いと感じています。研究面に関してもスタッフの先生方がしっかりとサポートしてくれますし、臨床試験にも積極的に関わることができるため他の施設ではなかなか経験することのできないことが当院での研修で学ぶことができると思います。ぜひ一緒に働きましょう！